今もなお、人気を誇る「トヨタ・セリカLB」、当時の若者の憧れだったこの車がABCホビーの技術をフルに駆使して1/10ミニシャーシで蘇る!3DCADで忠実に再現したボディライン、コンピューターグラフィックによるHD(ハイディフィニション)デカールが、ボディのディティールを更にアップさせます。
<ジェネティックシャシー仕様>
●駆動方式 … シャフトドライブ4WD ●シャシー … ダブルデッキ形式 ●デファレンシャル … ボールデフ
●前後ダンパー … シースルーオイルダンパー
<ジェネティックシャシーテクニカルデータ>
●ホイルベース … 208mm ●車幅 … 157mm〜163mm ●全長 … 295mm ●ロードクリアランス … 5mm
●タイヤ … 55mmラバータイヤ
※シャーシ組み立て済み
※バッテリー、モーター、RC装置は別売
<トヨタ・セリカLB2000GT ボディデータ>
●全長/Length : 377mm ●全幅/Width : 160mm ●ホイルベール/WheelBase : 210mm
●付属品/With : ハイディフィニションデカール、マスキングフィルム、専用電飾ライトカバー
※写真のボディは広告用に塗装されています。実際の製品は未塗装のクリアボディとなります。
※製品標準のホイールは標準タイプ白色です。広告用見本はオプションホイールHSタイプにシルバーの塗装を施したものです。
※本製品にはフェンダーミラー、マフラー、ナンバープレート、電飾LEDライトが付属しません。
※本製品はトヨタ自動車株式会社より正式ライセンスを取得しています。
1970年、日本初のスペシャルティーカーとして、セリカが誕生した。スポーツカーのようなスタイリッシュな外観でありながらも、初心者でも扱える実用性を兼ね備えたセリカは、たちまち若者達の虜となった。また、そのスタイリッシュさに加え、インテリア、エンジン、エクステリアを自分で選べる「フルチョイス・システム」という画期的な生産・販売システムのおかげもあり、セリカはより一層「パーソナルカー」としてのイメージを作り上げた。
そんな中、1973年4月にハッチバックテールを備えたLB(リフトバック)が登場した。エンジンには1.6Lの他に2.0Lが追加され、小型車ながらもクラウンやセドリック級の排気量という印象があった。さらに、DOHCエンジンも2種用意され、セリカLB1600GT、2000GTがラインナップされた。これは、セリカLBをトヨタ随一のスポーティーカーという存在にさせたかった意図もあった。
セリカLBのスタイルはクーペとホイルベースが同じながらもより安定感のあるスタイルになった。フロントとドアが延ばされ、全長が50mm延長し、全幅は20mm広く、全高も20mm低くされたからである。そして「LB」とする所以になるリフトバック・ドアを持つファストバック・スタイルを採用している。
そして5人乗りのクーペに対し、セリカLBは4人乗りとされており、米国の人気モデル、フォード・マスタング・ファストバックを思わせるデザインである。大きく重く、更に4人乗りになりながらもこのセリカLBは、セリカ全体の人気にも一役買っていた。
このセリカLBの出現がスペシャルティーカーというジャンルの認知に繋がったといっても過言ではない。